2009年05月22日

シンギングバードボックス メカニズム

大阪では新型インフルエンザの流行で街中でもマスクをした人が多く見受けられるようになりました。おかげさまで弊社では体調を崩した者はでていませんが、皆様も体調を崩されませぬようお気をつけ下さい。


本日は、あまり見る事の無いシンギングバードボックスの中身の動画を紹介したいと思います。クリスタルモデル以外はリュージュ社のものであっても、弊社で取り扱っているMMM社のものであっても箱の中の動きは見ることができませんので、どういう仕掛けで美しい鳴き声を再現しているのかを、少し垣間見ることができます。



如何でしたでしょうか、水鳥の足のように箱の中ではこんなに一所懸命動いているんです。

鳥の直下に動力であるゼンマイと、鳥の動きと鳴き声を制御するカム類が配置されています。
鳥の下に3本程忙しく動いているリンク部品がありますが、
いちばん上のリンクで向かって左側の黒いフイゴを動かし、鳥の鳴き声を再現する笛に空気を送ります。
真ん中のリンクで音の高低を制御し、最も下のリンク部品で笛のオン/オフを制御しています。
そうなんです。笛は1つしか付いていません。丁度トロンボーンのような感じで筒の内部の容量を変える事で音の高低を表現します。

基本的なシンギングバードの機構は18世紀には完成していましたので、本当に昔の人はよく考えたなぁ、と感心させられてしまいます。

ウェブショップからこの記事をご覧の方は上のタイトルをクリックすると、動画を見る事が出来ます。

posted by 榎屋 at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | オートマタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

このニュースがきっかけでした。

先日、各地のオルゴールに関するニュースもこちらでお届けする予定ですとお伝えしていましたが、このニュースを目にしたときに、一地方のニュースとしてではなく、できるだけ多くの方にお届けしなければと思い、各地のニュースというカテゴリーを作りました。

嫌なニュースが多い昨今ですが、素晴らしい活動をされている方がおられるのだなと敬服した事を覚えています。




盲学校にオルゴール贈り続け半世紀

匿名で電話「卒業生は何人?」

 山梨県立盲学校(甲府市下飯田)に匿名の女性が1964年から贈り続けているオルゴールが今年も届き、内松太一校長が10日の卒業式で、卒業生一人一人に手渡した。

 毎年、卒業式が近づくと「今年の卒業生は何人ですか」と女性の声で学校に電話がある。女性は名乗ることはない。今年は、3月初めに木製オルゴール(縦15センチ、横20センチ、高さ10センチ)が10個届いた。

 ふたを開けると、「カノン」か「星に願いを」のメロディーが流れる。「あなたの上に、神のご加護がありますように」と点字メッセージが入っている。

 幼稚部、高等部など12人の卒業生のうち、これまでにオルゴールをもらっていない10人が受け取った。幼稚部を卒業した宮本龍貴ちゃん(6)は「早く聴きたいな」と笑顔を見せていた。

 赤井美知江教頭は「感謝の気持ちでいっぱいです。贈り主は女性としか分かりませんが、詮索(せんさく)しないようにしています」と話した。

読売新聞 2009年3月11日より。

インターネットのニュースサイトは時間が経つと削除されてしまう事が多く、アーカイブとして保存するという意味も含めて、リンクだけではなく引用という形で紹介させていただきました。

オルゴールを通じて、このように素晴らしい活動をされている事を耳にすると、オルゴールに関わる者としても何か出来ることがあるのではないかという思いを致します。
posted by 榎屋 at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 各地のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

こちらもリニューアル

大阪は、すっかり夏のような日が続いてますが皆様の地域では如何でしょうか。

先日は弊社のウェブショップのリニューアルのお知らせでしたが、今日はこちらのブログページのリニューアルのご案内です。気分一新明るい背景にしてみました。実は背景が暗く読みにくいと御意見頂いていましたので、今度は明るい背景で読みやすくなっていると良いのですが。


それから、もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、右のカテゴリーに各地のニュースと言うカテゴリーが増えています。(ウェブショップから閲覧している方はタイトルをクリックしてこちらのページを表示して下さい。)

このカテゴリーは全国各地のオルゴールや自動演奏楽器に関するニュースをお届けする予定です。以前はMBSI日本支部の会報に各地のメディアで取り上げられたオルゴール関連ニュースのコーナーがあったのですが、最近は無くなってしまったようです。仕事柄、素晴らしい活動をされている方の事を、耳にする事も多く可能な限りこちらで取り上げていこうと思います。

それから、各地のオルゴール博物館や一般の博物館での自動演奏楽器に関する特別展等も掲載していく予定ですので、御担当者の皆様ご一報下さい。

ウェブショップの方は、どんどん取扱商品を追加していますので、是非ご覧下さい。
posted by 榎屋 at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 工房雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月01日

榎屋ウェブショップ リニューアルオープンです。

本日2009年5月1日より榎屋ウェブショップが
リニューアルオープン致します。

今のところ掲載商品は以前とあまり変わりませんが、どんどん新しい商品を加えていきますので、たまにのぞきに来てみてください。

近日中に掲載予定の商品

・アンティークディスク
・真鍮、スチールネジ
・オルゴール内蔵のミュージカルティーポット
・アンティークシリンダーオルゴール用のチターアタッチメント
・アンピコ用のピアノロール

などなど、ちょっと変わったオルゴールショップだと思います。
掲載を待てない方はお電話、メールにてお問い合わせ下さい。


webshop_on.jpg

更に、お得情報です。

5月中にウェブショップにて会員登録を頂いた方は
2009年6月1日までウェブショップ全品2割引にてご購入頂けます。

今後ともリアルショップ共々ウェブショップもよろしくお願い致します。





posted by 榎屋 at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 工房雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月30日

いよいよ明日オープンです。

本日2009年4月30日までディスクオルゴール用のリカットディスクの割引販売をさせて頂いておりましたが、たくさんのご注文ありがとうございました。

いよいよ、明日オンラインショップの方がオープン致します。
榎屋ウェブショップとして準備しております。
明日、こちらのページでも新しいショップのリンクを公開する予定です。

リカットではなく、アンティークのディスクの販売や、国内では入手しにくい、極小の真鍮マイナスビスなど、榎屋らしい商品も販売していく予定です。

なかなかサイトの作り込みが捗らず、スタート当初は商品点数も少ないかと思いますが、クレジットカードによる決済が可能になっていたり、以前のオンラインショップよりも見やすくなっていると思います。

よろしくお願い致します。

posted by 榎屋 at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 工房雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

残り1週間となりました。

御好評頂いております、ディスクオルゴール用のリカットディスクの販売価格値下げキャンペーンですが、残り1週間となりました。

2009年4月30日までの受注分を提示価格の20%オフにてご購入頂けます。

アンティークオルゴールだけで無く、リュージュやポーターのディスクオルゴールの交換用ディスクもございますので、是非この機会をご利用下さい。

recuts.jpg


現在オンラインショップのリンクが改装中となっていますが、
5月1日を目指して鋭意製作中です。


以前のオンラインショップよりも機能、内容ともにパワーアップして
している(ハズです)ので、ご期待下さい。

posted by 榎屋 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 工房雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

カリオペ社の歴史

 今年は桜の開花が早くなりそうというニュースをいろんなところで聞きましたが、寒い日が続いたせいか、まだ大阪では満開まではもう少しと言った感じです。
 皆様のところではいかがでしょうか。
 今日は久しぶりに自動演奏楽器の百科事典からの抜粋で、ドイツのカリオペ社を紹介します。


 カリオペ・ミュージックワーク社”Kalliope Musikwerke”は、1890年代から1900年代初頭にかけて数多くのディスクミュージックボックスを製造してきた。そのほとんどが"Kalliope"という名前で販売されていたが"Calliope"という綴りでも販売されてきたという。
 カリオペ社のオルゴールは、調性のとれた音で有名な上、小さな型のものでも音の粗さはなくその共鳴の素晴しさは有名である。小さな型のほとんどが中心の軸をゼンマイの巻軸としても使用している。
 ベルは数あるオプションの中でもポピュラーであった、テーブルトップモデルにも装備されていた程である。3タイプのベル(ソーサー・ベル、棒状のベル、チューブタイプの3種)が用意されていたが多くの機種は、ソーサーベルが装備を装備している。
 カリオペ社は、その後さまざまな会社に分割、買収されるが、そのほとんどは、ギャンブル用の機械や、ショーウィンドウ用の展示物を制作する会社であった。カリオペ社の名前で後世に残る商品というのは、数種類の『パノラマ』である。この箱は競争馬のジオラマを表現していた。
 1919年カリオペ社は、ヘンリー・ランフェルダー氏"Henry Lanfelder" 率いるメンツェンハウアー&シュミット社 (ギタロフォンのメーカー)“Menzenhauer & Schmidt”に吸収される。メンツェンハウアー&シュミット社はベルリンに本社を置き、1920年代にカリオペのフォノグラフは、この会社によって販売することになり、その間カリオフォン “Kalliophon”というオルゴールとフォノグラフを掛け合わせたものも生産された。

Encyclopedia of Automatic Musical Instruments P.108


小型でも音量、質ともに安定感のあるカリオペ社ですが、文中の後世に残る作品として認識さているものが『パノラマ』シリーズであるというのは、かなり著者の個人的な嗜好が影響しているのかもしれません。個人的には小型のベル付きも「小粒でピリリ」としていて、すごく良い機械だと思うのですが、皆様はどう思われますか。
posted by 榎屋 at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ディスクオルゴール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

ホームページ表示不具合

リカットディスクのページを更新作業中に本日数時間程ディスクリストが表示できない不具合がありご迷惑をおかけしました。
先日より表示レイアウトが崩れている状態でしたが、今日は全く表示しない状態がしばらく続いていました。

現在は復旧致しましたので以前のようにリストを閲覧していただけます。

お気づきの方もおられるかもしれませんが、リカットディスク・リストのサイトアドレスが変更となりました。リストページに直接ブックマークを登録しておられた方はブックマークの変更をお願いします。

新アドレス。
http://www.enokiya.com/recuts/index.html

この作業にともない各サイズのディスクリストのアドレスも変更となっていますので、以前表示していたのに、急にリストが表示されなくなった場合はそちらも
変更お願い致します。

リカットディスクにあるディスクは基本的にアンティークオルゴールで使用する為のディスクを紹介していますが、実はポーター社やリュージュ社のディスクのリストも紹介しています。こちらのディスクも同じように期間限定で2割引にて販売していますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
posted by 榎屋 at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 工房雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

リカットディスク -SALE-

以前、ディスクオルゴール用のディスク盤についてのお得な情報をご紹介するとお伝えしていましたが、本日はその件についてのご案内です。

本日より2009年4月31日までの約2ヶ月間限定ですが、弊社で取り扱っているリカットディスクを表示価格の2割引で販売致します。


recut_banner.jpg


リカットディスクとはアンティークオルゴール等で演奏可能な新品のディスクです。これらのディスクは受注生産品となりますので、納期は6週間から8週間かかります。アンティークのディスク盤は錆が多いものや突起がつぶれていると、折れた突起がガントリーと呼ばれるスターホイールを挟み込んでいる部品の中に入り込み、トラブルを引き起こしたりする事があります。お気に入りの曲がリストの中から見つかれば是非この機会にご購入の検討をお勧めします。

どのサイズのディスクを選べば良いかわからないという方も、お気軽にご相談下さい。お電話だけではディスクの特定が難しい事も多いですが、可能な限りディスク同定のお手伝いをさせていただきます。
posted by 榎屋 at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ディスクオルゴール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

メルモフレールの復活

インターネットで調べものをしていたら、興味深い記事を見つけました。
どうも、メルモフレールが復活しているようです。
1816年に設立された会社である事は以前にもお話ししましたが、
オルゴールの衰退とともにその後の活動はあまり耳にしませんでしたが、
2007年頃からバーゼルの展示会に時計を出品していたようです。
あまり日本では話題になっていなかったような気がするのですが、
私が知らなかっただけかもしれません。
復活と言っても正確には現在でもスイスでオルゴールを作り続けている
リュージュ社が運営しているようです。
で、何を作っているかと公式ホームページ見てみると
超高級時計を製作しているようです。
しかもオルゴール入りです。
オルゴールに関わるものとしてはこのような復活はワクワクします。

Primo 4 -プリモ4-
という名称で販売を始めた事が公式ホームページでも案内されています。
時計についての詳細は

全体
直径 45.5mm
577コンポーネント
34石
18カラットのイエロー、ピンク、ホワイトゴールドの3種類

時計部
手巻き
パワーリザーブ 40時間
28,800vph
17石

注目のオルゴール部!
手巻き
17石
ディスクオルゴール 4曲入り
10弁
「魔笛」 モーツァルト
「カノン」 パッハベル
「ハンガリアンダンス」 ブラームス
「四季」 ビバルディ

ディスクの直径についての明記はありませんでしたが、15mm位と思われます。
1曲あたりの演奏時間は10秒で、曲はカスタムしてもらう事も可能と書かれています。
遊星ギアの様に4つのディスクが文字盤の下でクルクル回り演奏する曲を選ぶ事ができるようです。この辺りのギミックも良く出来ているなぁと感心してしまいます。
ちょっと、欲しい。。。
正確にはメルモフレールが復活したとは、言えない部分もありそうですが、
サンクロアでメルモフレールで時計ですから、良しとしましょう。(大きなお世話ですね。)

日本ではリュージュ販売株式会社さんが取扱をされるそうです。


公式ホームページもあります。
1232788386654.jpg

すごくシンプルなホームページで
グレーの文字の
WELCOME
をクリックするとメルモフレールの歴史に始まり、
今回のPRIMO 4が写真たっぷりで説明されているPDFファイルがダウンロードされます。
PRESS RELEASE
をクリックするとPRIMO 4のプレスリリースのPDFのダウンロードが始まります。
MOVIE
PRIMO 4のイメージビデオが見れます。
WELCOMEでダウンロードできる資料の中には昔のメルモフレールの工場の写真があったりしますので、オルゴールファンも必見です。
サンクロアにはたくさんの世界的に著名なメーカーがあったので、このような
復活のニュースは見ていても楽しくなります。
直系ではないにしてもメルモフレールの時計なんてとても夢が詰まってます。
ちょっと衝動買いできる値段ではありませんが。。。。
また、このようなニュースがあればこちらでご紹介します。
次回はディスクオルゴール用のディスクについてのお得な情報と言っていたのに、別な意味でのディスクオルゴールの情報になってしまいました。
posted by 榎屋 at 04:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ディスクオルゴール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする